日経を読む

アメリカ大統領選、記事。

国民意識の分断を階級闘争としてという側面もあるのか、という内容?

そんなことは書いてないか。

オバマのときからそれ以前からいわれていた、地域での分断や所得での分断、思想や人種での分断が大きくなっているという話し。確かに、所得格差の大きさは酷いと聞く。大都市の中心部でも地域によっては余りにも酷い状態で、浮浪者の増加や低所得者層も拡大しているという。

一方で、オーナー企業のオーナーだった大統領らしく、個性的で明らかに今までの大統領とは違って、既成の制度や慣例にとらわれない振る舞いは魅力的だ。その一つが日本との関係を比較的に大切にしていると思われるところ。そして、対外的な戦争を忌避しているところ。特に対外戦争忌避は共和党の伝統でもあるが、世界に与えている影響は大きい。

一度こんな大統領が出てきてしまうと元の型にはまった大統領では当選はなかなか難しいかもしれない。今度もどちらにしても中央集権的な体制を推し進める大統領でなければ漸進的な政策の推進は難しいし、政策を推進しなければ社会の崩壊も進むだろう。

エシュタブリメントと言われる米国指導層の選択は如何に、というところか。